ヤクルトのジェイミー・デントナ内野手(27)が緊急事態に捕手としてスタンバイする。4日、神宮球場で全体練習後、「スローイングもキャッチングも問題ない。何かあった時の準備はできているよ」とやる気満々だ。チームはケガ人が続出し、捕手は米野、川本、福川の3人が戦線離脱。正捕手相川、高卒2年目の中村、打撃が売りの衣川が開幕1軍当確だが、再び故障者が出れば非常事態も考えられる。

 学生時代に捕手経験があり、マイナーでは通算31試合でマスクをかぶっている。来日後は練習はしていないが、マスクをかぶることに前向きだ。大学では「コミュニケーション学」を専攻しており、投手との意思の疎通にも問題はなさそうだ。

 [2010年3月5日7時21分

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