<日本ハム3−0ヤクルト>◇6日◇札幌ドーム

 外野挑戦中の日本ハム中田翔内野手(20)が、初めて札幌ドームで左翼の守備に就いた。打球が飛ぶたびに悲鳴にも似たどよめきが広がったが、4度の守備機会を無難にこなした。「オープン戦ながら緊張したけど、緊張しながらも、一生懸命できました」。打撃では4打数1安打1三振も打率4割1分2厘でオープン戦の首位打者をキープ。8回には外角低めのボールに体勢を崩し、右手を地面につきながらの空振りに「崩れるにもほどがあるっていうくらい崩れた。三振するにしても、もっと内容のいい三振じゃないと」とうつむいていた。

 [2010年3月7日9時1分

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