労組日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は26日、今季の年俸調査結果を発表した。開幕日に選手会に所属する支配下選手742人を対象にした調査で、中日チェンを除く外国人と育成選手は含まれない。平均年俸では、阪神が09年に続き5287万円で1位となった。2位はソフトバンク、3位は09年と同じく巨人だった。だが、外国人を加えた場合、李承■、ラミレス、クルーンら高額選手を多く抱える巨人が平均年俸1位になることは確実とみられる。

 また全球団の平均年俸は3830万円で、6年ぶりに最高年俸を更新した。世界的な不況の中、1億円以上の選手は74人で過去最多タイ。球団ではロッテの10人が最多だった。選手会関係者は「若手の伸び悩みが目立つ一方、ベテランやメジャー帰りの選手に多く支払われている傾向がある」と分析していた。■は火ヘンに華

 [2010年4月27日8時41分

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