<巨人5-2中日>◇20日◇東京ドーム

 オレ竜打線がわずか3安打と沈黙した。19日2本塁打を放ったトニ・ブランコ内野手(29)が3打数無安打。4番和田一浩外野手(38)も今季初の3試合連続無安打に終わるなど、頼みのクリーンアップは森野の1安打のみだった。

 「僕らが打たないと…」。和田は敗戦の責任を背負い込んだ。交流戦までは打率3割6分7厘、17本塁打、44打点と絶好調だったが、リーグ再開と同時に当たりが止まった。3試合で11打数無安打。開幕から好調を維持してきた和田が、今季初の目に見える不振に陥った。

 19日主役になったブランコも3打数無安打とさっぱり。「(打撃を)直していかないといけない」。4番の重責を背負う和田は厳しい表情で前を向いた。

 [2010年6月21日10時46分

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