<日本ハム8-3楽天>◇7日◇札幌ドーム
山あり谷ありの快投で、持ち場を守った。日本ハム武田勝投手(32)が、今季ワーストの2ケタ10安打を浴びながらも8回2失点。3年ぶり2度目の2ケタとなる10三振を積み上げ、自身4連勝を飾った。今季最多117球の熱投にも「最少失点で切り抜けることだけを考えた」と涼しく論評した。
巧妙な変わり身で、手玉にとった。楽天とは今季4度目の対戦。序盤は直球とシュート、スライダー主体で追い込み、通常は多投するチェンジアップを決め球に限定した。変えた組み立てでストライク先行でカウントを整え、打者を混乱させたまま自在に操った。「楽天は何をしてくるか分からない」と警戒。配球の読みにたけるなど、くせ者が並ぶ打線に対抗した。
3回の登板準備中に、この日イベントで行われた生の公開プロポーズのシーンが大型ビジョンで放映。男性が指輪を渡すシーンを見ながら「(女性が指輪を)受け取れ、受け取れと思ってました」と、余裕もあった。「僕は無理。レストランとか予約します」という控えめ左腕だが、大胆なモデルチェンジで9勝目をゲット。捕手大野との打ち合わせ通り、夫唱婦随の円満決着だった。【高山通史】
[2010年8月8日11時38分
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