<セCSファイナルステージ:中日4-3巨人>◇第4戦◇23日◇ナゴヤドーム

 ポーカーフェースは短期決戦でも健在だった。中日河原純一投手(37)が5回1死二、三塁の一打同点というピンチで好リリーフ。代打長野を見逃し三振に仕留めると、坂本も二ゴロ。6回も2番からの好打順を3人で抑え、1回2/3を無失点。「自分の役割を果たせればといいかなと思って投げました」と振り返った。巨人時代には、原監督の初年度02年に守護神を任され、日本一に貢献。この日は強烈な「恩返し」を果たしてみせた。

 [2010年10月24日9時59分

 紙面から]ソーシャルブックマーク