日本ハム市川友也捕手(29)が腰の手術を検討していることが10月31日、分かった。今季終盤に蓄積疲労で持病のヘルニアが悪化。出場選手登録を抹消されるなど制限がかかっていた。不安を解消するため年内にも、手術に踏み切る可能性が出てきた。

 昨季までの巨人でのプロ4年間で1軍計9試合出場も、昨オフ金銭トレードで移籍した新天地で開花。今季は出場71試合で自己最多を大幅に更新。大野に次ぐ「第2捕手」として2年ぶりAクラス3位のチームを支えた。若手投手陣からの信頼も厚く、栗山監督も重用した。

 来季も欠かせない戦力のため、さらに出場機会が増える可能性もある。術後の経過によっては、来年2月の春季キャンプに間に合わない恐れもあるが、開幕には間に合うとの見通し。今後の選手生命を考えた上で、一大決心をすることになりそうだ。