ソフトバンクは4日、米大リーグのメッツからFAとなった松坂大輔投手(34)が入団することを正式に発表した。3年契約で、年俸は推定4億円プラス出来高払い。今日5日に福岡市内で王球団会長とともに入団会見を行い、背番号18に袖を通す。

 松坂は今季終了後、自宅のあるボストン近郊で自主トレを続け、3日に米国から帰国。日本球界復帰は9年ぶりとなる。日米通算164勝を挙げており、工藤新監督を迎え、日本一連覇を目指すチームの先発の柱として期待がかかる。

 王球団会長もこの日、福岡市内で行われた後援会のあいさつで松坂の入団について触れ「来年は松坂くんも入る。私たちが考えているような活躍はどこまでできるか分からないが、若手のいい手本になると思う」と、期待を寄せた。