日本野球機構(NPB)とセ・パ両リーグは26日、今季で11年目を迎える「日本生命セ・パ交流戦」の概要と詳細日程を発表した。5月26日にナイター6試合でスタートし、各チーム18試合(ホーム9試合、ビジター9試合)の計108試合。他リーグの6球団とホームかビジターで3試合ずつ行う。今季は昨季(計144試合)からの試合数削減に伴い、完全ホーム&ビジター制でないことから、セ、パ各球団の合計勝ち数で勝敗を決めるリーグ対決となる。

 勝ち越したリーグには、これまでオールスターの勝敗で決定していたドラフト会議でのウエーバー優先権が与えられ、今秋の同会議から適用される。また勝ち越しリーグの全6球団に賞金(総額2500万円、1位球団は1000万円)が贈られる。12球団トップの勝率を挙げたチームには別途、最高勝率球団として500万円が贈られる。MVPは勝ち越しリーグの1位球団から選出。投手は予告先発制、パ・リーグ主催試合でのみ指名打者制を採用する。