<プロ野球ドラフト会議>◇27日

 中日5位の津東・川崎貴弘投手(3年)は地元球団からの指名を聞いた瞬間、両手で顔を覆って泣いた。「4巡目ぐらいからハラハラしていたんですけど、ほっとしました。中日は、いい投手がいっぱいいるという印象です」。187センチの長身から最速143キロの速球を制球良くしなやかに投げるフォームは「三重のダルビッシュ」と称される。昨夏の三重県大会で5回参考ながら完全試合を達成し、プロに注目された。今夏大会前に肩を痛めたが、順調に回復。「いつかは、中日のエースになります」と、イケメンがさらにきりりと引き締まった。