【マイアミ(米フロリダ州)17日未明(日本時間17日)=四竈衛、斎藤庸裕】 WBCで4強入りした侍ジャパン一行が、羽田発のチャーター機で決戦の地マイアミへ到着した。日本時間17日の午前2時50分発でチャーター機で移動。約13時間かけて米国東海岸の南端マイアミに到着した。

現地時間深夜のマイアミ国際空港には、各局のテレビカメラを含め、約30人の報道陣が終結。大型バス2台、大型ワゴン2台、トラック1台が空港の出口付近に横づけされた。イタリア戦で先発し、投打の二刀流で活躍した大谷翔平投手(28=エンゼルス)、4番手で登板したダルビッシュ有投手(36=パドレス)らも姿を見せ、宿舎へ向かうチームバスへと乗り込んだ。

同地では、同日からC組とD組の準々決勝が行われる一方、侍ジャパンは3日間の調整期間を経て20日(同21日)の準決勝へスタンバイ。未明に到着した17日は、同地近郊での自主練習に充て、18日からは全体練習が再スタート。準決勝前日の19日には、決戦の舞台となるローンデポパークで公式練習を行う予定だ。

準決勝の相手は「メキシコ-プエルトリコ」の勝者。3大会ぶりの世界一奪回へ、いよいよ最後の勝負が始まる。