ボクシングのWBA世界スーパーバンタム級王者久保隼(27=真正)が21日、故郷の京都市から「京都市プロスポーツ特別賞」の表彰を受けた。

 門川市長から賞状と記念品を贈呈され、「感動をありがとうございました。(ベルトを)守り続けるのは大変なことと思いますが、ますますの活躍を期待しています」とねぎらわれた久保は「すてきな賞をありがとうございました。今後も京都市民として頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と語った。

 山下会長は初防衛戦について言及した。WBAから指名試合の指示があったとし、8月に同級2位ダニエル・ローマン(26=米国)との試合を調整していくと明かした。ローマンは17勝(5KO)2敗1分けで、山下会長によるとオーソドックスなボクサータイプという。久保は「次の試合を楽しみにしている」。ただ、スケジュールの都合で5月にも予定していたメキシコ旅行は、断念することになった。