ボクシングの日本スーパーフェザー級王座決定戦が7日に東京・後楽園ホールで行われ、同級1位末吉大(27=帝拳)が同級2位高畑里望(38=ドリーム)を3-0の判定で下し、新王者となった。

 長身で懐の深い相手に苦戦しながら、要所でパンチを集めた。ただ、当人は「自分がダメでした。課題ばかり」と反省。同門の先輩尾川の返上で決まった決定戦の勝利こそ「そこはうれしい」とベルト受け継ぎを素直に喜んだが、「相手に合わせる自分の悪い癖が前面に出た」と最後まで浮かない顔だった。