プロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦(4日、沖縄県立武道館)の予備検診が2日、沖縄・那覇市内のホテルで開かれた。

 同級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)、挑戦者で2階級制覇王者となる同級9位モイセス・フエンテス(30=メキシコ)が同時間帯に検診を受け、ともに異常はなかった。

 体格的な計測では、比嘉が身長160・1センチ、リーチ164センチに対し、フエンテスは身長169・4センチ、リーチ170センチとなった。身長で9・3センチ、リーチも6センチほど挑戦者よりも下回り、体格のサイズ差が出たものの、比嘉は「自分も(体が)小さいし、身長の大きい相手とは戦ってきているので大丈夫です」と強調。一方のフエンテスは「(体格で優位の)数字を意識して練習をやってきた」と口にした。