リアルジャパンプロレスは7日、都内で会見し、新間寿会長(82)がプロデュースする原点回帰プロレス第2弾を3月29日に後楽園ホールで開催すると発表した。

 新間会長は、昭和時代の新日本プロレスのような戦いをもう1度ファンに届けるとして、昨年12月に第1弾を実施。2回目となる今回は、メキシコからマスクマンのレジェンド、ドス・カラスや、初来日となるドス・カラスJr.ら4選手を招待し6人タッグマッチを実施。さらに、大鵬3世、納谷幸男(23)のデビュー3戦目も行う。

 新間会長は「今年は、6月からタイガーマスク認定の世界マスク・ド・チャンピオン・トーナメントを実施する。また、スタン・ハンセンとタイガー・ジェット・シンを名誉ゲストとして呼びたい」と構想を語った。世界マスク・ド・チャンピオンは、米国、カナダ、メキシコ、欧州から選手を集め、12人程度のトーナメント戦にする予定。日本からは2人の参戦を予定している。「3月29日は、プレ世界マスク・ド・チャンピオンシリーズとして行う」と新間会長。初代タイガーマスクの佐山サトルは「今年1年は飛躍する年。私も3月29日の大会に間に合うように、厳しいトレーニングをしている。ただ、トレーニングのやりすぎで、足から腰を痛めているので、出場するかどうかは現時点では白紙。ファンのみなさんの夢をつぶさないように頑張っていきたい」と復帰へ向け、慎重に話した。

 リアルジャパンの今年の興行予定は、3月29日、6月28日、9月20日、12月6日で、場所はいずれも後楽園ホール。試合開始は午後6時30分を予定している。