中国・河南省温県の中華太極国際交流センターで10日に開催された、武林風WLF60キロ級王座決定トーナメントで優勝したK-1、Krushファイター朝久裕貴(21)の写真が14日、公開された。

 8選手によりワンデートーナメントで、朝久は1回戦のチェン・ウェンドゥー(中国)に1回KO勝ちした。そして、準決勝でD・フィオレンティ(フランス)に判定勝ちすると、決勝ではチャオ・チョンヤン(中国)と対戦、延長21秒にKO勝ちを収めた。

 朝久裕貴はこの勝利でプロ戦績を23戦18勝(4KO)5敗とし、初のチャンピオンベルト奪取に成功した。

 同トーナメントは「WLF2018武林風世界拳王争覇戦in温県」で行われたもので、朝久は弟の泰央(20)とともに参加。リザーブファイトに出場した弟も中国選手から判定勝利を収めた。