ボクシング男子で千葉・習志野高時代に選抜、高校総体、国体をそれぞれ2度ずつ制覇した堤駿斗(18)が6日、東京都内で行われた東洋大の入学式に出席した。

 ロンドンオリンピック金メダリストで、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が憧れの存在という。東洋大は村田の母校。入学の理由を「金メダルを取った先輩と、自分も同じ大学、環境で練習してみたかった。いい環境の中で自分がどれだけ強くなれるか、楽しみで東洋大学にしました」と説明した。

 その偉大な先輩のように大きなプランがある。「(2020年の)東京オリンピックで金メダルを取って、ボクシングをもっともっと有名にするのが今の目標」と言う。大舞台まで残り2年半。「全体的に強くなっていかないといけない。体が出来てくれば、自分ができるボクシングの幅も広がる」と話した。