<ノア:後楽園大会>◇11日◇後楽園ホール

 グローバルタッグリーグ優勝決定戦はリーグ2位の潮崎豪、清宮海斗組がリーグ1位の杉浦貴、拳王組を破り優勝した。

 潮崎が拳王と激しいチョップ対蹴りの応酬で競り勝つと、最後は豪腕ラリアットから片エビ固めで仕留めた。15歳下の21歳清宮の何度も倒されながら立ち上がる姿に奮起した潮崎は、「その気持ちがあったから俺もやられてもやられても立たない外池ないと思った」と先輩の意地を見せつけた。清宮は「正直、このリーグ戦は迷惑をかけっぱなしだった。感謝しています」とがっちり握手をかわした。試合後にはリング上でGHCヘビー級タッグ王者の中嶋勝彦、マサ北宮組に挑戦表明。潮崎は「この熱が熱いうちに頂きます。清宮が羽ばたけるように」と誓った。