新日本プロレスで活躍する鈴木みのる(49)が8日都内で、6月23、24日に横浜赤レンガ倉庫横イベント広場で行うデビュー30周年記念試合で、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)と対戦することを発表した。

 当日は、鈴木の出身地である横浜市や、同市教育委員会などと野外フェスティバル「大海賊祭」を開催。その中で、2日間にわたりプロレスの試合も実施する。鈴木は30周年の相手にオカダを選んだことについて「最初からオカダ1本で交渉してきた。オレがプロレスを始めたころに生まれた、現在のプロレス界のトップとやりたかった。自分が30周年記念イベントをやるにあたって一番初めに出した条件は、まず無料で、青空の下でやりたいということだった。だったら、世界に出せる、東京ドームでできるカードをメインで出すことができたらと考えた」と説明した。

 同試合のレフェリーは、和田京平が担当する。イベント期間中は、鈴木のトークショーや、プロバスケットBリーグの横浜の選手とチアリーダーも参加。鈴木の入場曲「風になれ」を歌う中村あゆみや、ファンキー加藤のライブ、ブレイクダンスバトルなど多くのイベントが予定されている。

 鈴木は24日の試合では、佐藤光留と組んで、NOSAWA論外、MAZADA組と対戦する。【桝田朗】