プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)がフィリピン合宿でのサウスポー対策を生かし、3度目の防衛を目指す。

 25日に東京・大田区総合体育館で同級1位の前王者ガニガン・ロペス(36=メキシコ)との再戦に備え、17日には都内の三迫ジムで練習を公開。3月に1週間、4月下旬~5月初旬にかけて10日間のフィリピン合宿で左のロペス対策を徹底してきたという。主催者の意向で4月15日から1カ月ほど試合がスライド。計150回のスパーリングをこなし「少し下がって距離をつくる感覚が分かった」と手応え十分だ。