プロボクシング元3階級制覇王者八重樫東(35=大橋)が日本初の4階級制覇に向け、サバイバル戦に臨む。8月17日、東京・後楽園ホールでWBOアジア・パシフィック同級王者向井寛史(六島)との10回戦に臨むことが28日、発表された。12年ロンドンオリンピックバンタム級銅メダルの東洋太平洋フェザー級王者清水聡(大橋)の3度目の防衛戦とのダブルメインとなる。

 スーパーフライ級転向2戦目で、2度の世界挑戦経験がある32歳の向井との試合が組まれ「残り少ないボクシング人生。一発一発、命懸けてやりたい。サバイバルマッチ。気合が入る」とやる気十分だ。大橋会長も「勝てば次は4階級制覇を目指す世界戦になる」との見通しを明かした。