WWEスマックダウンで「明日の女帝」と呼ばれるアスカ(36)の王座挑戦はまたも失敗した。

 日本凱旋(がいせん)帰国で組まれたスマックダウン女子王者カーメラとのタイトル戦。挑戦者のアスカは、激しいキックやビンタ、足四の字固めで王者を追い詰めた。しかし、場外に逃れたカーメラが、イスを使ってアスカを殴打。反則攻撃でゴングが鳴り、アスカの反則勝ちが決まった。

 ただ、反則勝ちでは王座が移動しないというWWEのルールを使っての王者術中にはまった形。憤まんやる方ないアスカに、日本のファンから温かい声援がおくられた。カーメラには先月17日の初挑戦に続き、2回連続でベルト奪取はならなかった。