7月28日に米キシミーでプロボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得した新王者伊藤雅雪(27=伴流)の「新チャンピオン誕生祝勝会」が26日、東京・江東区のホテルで開催された。

同区の関係者ら250人が出席。クリストファー・ディアス(プエルトリコ)との同王座決定戦に判定勝ちし、世界王者となった伊藤は「近所の(伴流)ジムに通い始めてから9年で世界王者になるとは。王者になり、ここからがスタートライン。日本でも、海外でもビッグファイトしたいと思います」と意欲満々。米国など海外での防衛戦を想定し、来月から英会話の勉強に本腰を入れるという。

祝勝会の冒頭では、衣理香夫人、長女愛音(あのん)ちゃん、次女愛海(あいみ)ちゃんから花束を贈呈された。愛音ちゃんに「チャンピオン、おめでとう」と祝福されると、照れ笑いも浮かべた。

また、所属ジムの団太路会長は「ジム発足から21年目で、初めての世界王者が誕生しました。五輪を目指すアスリートはほとんどいない、近所の方がフィットネスで来るような環境で、気持ちを持っていくのは大変だったと思います。ありがとうございます」と伊藤に頭を下げて感謝するシーンもあった。