WWE女子トーナメントとなるメイ・ヤング・クラシック1回戦(8月8~9日、米ウインターパーク)は6日からWWEネットワークで配信が始まり、日本勢で里村明衣子が白星発進した。

1回戦で、ポルトガル出身のキラー・ケリーと対戦。「女子ストロングスタイルマスター」として紹介されると、ケリーのビックブーツやスープレックスにてこずりながらも、キック連打、側転からのダブルレッグを決めて試合のペースをつかんだ。さらにオーバーヘッドキックでダメージを与えると「行くぞー!」と気合を十分。ファイヤーマンズキャリーでケリーを担ぐと、そのままデスバレー・ボムでマットにたたきつけ、豪快に3カウントを奪った。貫禄の試合運びで快勝し、2回戦進出を決めた。

試合前、22年前にWCWに参戦した映像が紹介された里村は「いつかトップレスラーになったら、WWEに参戦して大舞台に立ちたいと思っていた。私がトーナメントに参加することでもっと革命が起こせる」と自信に満ちた表情で試合に臨んでいた。

なおメイ・ヤング・クラシックはWWEネットワークで毎週木曜日に準決勝まで随時、配信される。決勝は10月28日、WWEで史上初となる女子選手のみのPPV大会エボリューションで開催される。