ボクシングの元3団体ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)がDAZNと3年6試合契約を結んだことが11日(日本時間12日)、発表された。契約金などは不明。

米カルフォリニア州ロサンゼルスで開かれた記者会見には、ゴロフキン、担当トレーナーのアベル・サンチェス氏、DAZNのジョン・スキッパー会長らが出席。昨年9月に現WBAスーパー、WBC統一同級王者サウル・アルバレス(メキシコ)とのリマッチで初黒星を喫して以来となる再起戦は6月を予定しているという。

「今週、チームで話し合い、誰と戦うかを決めたい」と明かしたゴロフキンは「DAZNと6試合契約を結べて気分がいい。最高のパートナーを得ました」と満足そうな笑みを浮かべた。既に18年10月、アルバレスがDAZNと5年11試合で3億6500万ドル(約402億円)の大型契約を結んでいる。ゴロフキンは「私はもっとも重要な戦いをするためにDAZNにやってきた」とも話すなど、アルバレスとの3回目の対戦にも前向きな姿勢だった。