IWGPインターコンチネンタルの白いベルトを失った内藤はどこへ行くのか。メインの10人タッグ戦を制した内藤哲也(36)がのらりくらりと自身の今後について語った。

12日に人気声優三森すずこ(32)との結婚を発表した相手チームのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)に注目が集まる中、内藤はロッキー・ロメロをディスティーノで沈めて勝利。新シリーズ開幕戦をマイクで締めた。今はベルトを失い、次の行動が読めない状況。その中で「次のテーマが見つかっているかもしれないね。俺の次なるテーマは何なのか、みなさまでいろいろ想像しながら楽しんでください」と観客をあおり、「答えはもちろん、トランキーロ。あっせんなよ」と決めぜりふで盛り上げた。

しばらくは同じメンバーでの10人タッグ戦が続く。「その中でテーマがないのは俺とロッキー・ロメロ。ってことは、俺は、ロッキー・ロメロと…なんてことはないかな」と軽くジョークを飛ばした上で、「この状況を作ってしまったのはニューヨーク大会で飯伏(幸太)に敗れた俺自身なんでね。テーマがないこと、新日本プロレスに文句を言うつもりはないよ。むしろテーマのない状況を楽しみたいね。これは、もしかしたら今しかないことかもしれないから。リングでも言ったけど、もう目星はついているんだよね。俺がいったいどのような行動を起こすのか、みなさまの予想通りの行動を起こすか、それともみなさまが想像しえない行動を起こすのか。どちらになるか楽しみだね」。不敵な笑みを浮かべ、予測不能の展開をアピールした。