RIZINは27日、RIZIN16大会(6月2日、神戸ワールド記念ホール)での那須川天心(20)の対戦相手がISKA世界フェザー級元王者アメッド・フェラージ(25=フランス)から、ISKA世界バンタム級王者マーティン・ブランコ(30=アルゼンチン)に変更したことを発表した。

フェラージが対戦を拒否し、ベルトが空位となったため、この試合はISKA世界フェザー級王座をかけた戦いとなる。

ブランコは165センチ、57キロと那須川とまったく同じ体格の南米を代表するキックボクサー。大学で電子工学を学び、現在電気通信会社で働く頭脳派でもある。

ブランコは「日本でISKAの王座をかけて那須川天心と戦えることをとても光栄に思う。天心との試合はお互いに一発を狙いにいく、スリリングな試合になるだろう。すでに天心の分析は終え、彼は丸裸だ。作戦もすでに立てており、私が勝ってベルトをアルゼンチンに持って帰ることになるだろう。もし、天心がそれを邪魔するつもりであれば、しかるべき対応をすることになる。彼はまだまだ子供で世界は広いということを教えてやる」と強気のコメントを発表した。