K-1スーパー・フェザー級王者の武尊(28)が23日、改めて前フェザー級王者の村越優汰(25)からのKO勝利を誓った。

24日に横浜アリーナで行われる「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)の、村越とのスーパー・ファイト(ノンタイトル戦)に出場する武尊は、都内で行われた公開計量会見に臨み、8カ月ぶりのK-1リングを前に気持ちを高ぶらせた。

引き締まった体でファンのため息をさそった計量では、リミットの60キロでパス。その後の会見では「明日は最高の試合を、待っていたファンにプレゼントする」と自信をみなぎらせた。

3月、現役ムエタイ王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(28=タイ)に59キロ契約でKO勝ちしたものの、右拳を痛めた。手術後の半年間はスパーリングもできなかったが、今ではすっかり回復した。「苦しい期間だったが、成長もできた」という。渡米して習得したパンチ、キックを武器にKOを狙う。

対する村越は59・9キロで計量をパス。「自分のスタイルがあるので、無理にKOなんて狙わずに勝つ」と丸秘の作戦で、K-1のカリスマに挑む。