K-1スーパー・バンタム級王者武居由樹(23)とフェザー級王者江川優生(22)が22日、東京・渋谷109で行われた「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K,FESTA.3~」PRイベントにそろい踏みした。

3月22日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで行われる年に1度のK-1ビッグマッチ「ケイズフェスタ」(日刊スポーツ新聞社後援)で、武居はデンサヤーム・アユタヤファイトジム(17=タイ)、江川はファク・スアレス(30=アルゼンチン)と、それぞれノンタイトルで対戦する。

ともに「足立区から来ました」がキャッチフレーズで、同区のPOWER OF DREAMジム所属の2人。この日は「渋谷区はアウェー。足立区はこんなに人が通らない」と武居が冒頭、通行量の比較でボケて見せ、ファンの笑いを誘った。

そして、3月の試合に話がおよぶと、江川が「K-1チャンピオンとして出ることを誇りに思う。相手はパンチャーなので自分とかみ合うと思う」と意欲を見せた。すると、武居は「タイの選手には、まだKO勝ちがない。ケイズフェスタでしっかり勝って、2020年は全試合KOを目指す」と気合を入れた。

その後、中村K-1プロデューサーから、大会の地上波放送決定(3月29日午後4時~、テレビ東京系全国6局ネット)を聞かされた2人は、K-1アワードMVP同士(17年=武居、19年=江川)らしく、さらに闘志を燃やした。そして、出番の終わりには武尊との対戦希望にも触れるリップサービスぶり。江川は「自分は階級が近いので可能性は高い」、武居は「引退試合の相手に指名されたい」と話し、ファンを驚かせていた。