ボクシングのWBAスーパー、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(27=大橋)が、WBA同級2位ジェーソン・モロニー(29=オーストラリア)との防衛戦に臨み、7回2分59秒、KO勝ちを収めた。

昨秋、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズのバンタム級を制覇した井上と契約を結び、今回のモロニー戦もマッチメークした米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEO(88)は興奮気味に井上を絶賛した。

同CEOは「モンスター(井上)はスペシャルなファイターだ。私は長い間、このような若いファイターを見たことがない」と7回KO撃破に大喜び。また足を使いながらも序盤から打ち合った挑戦者の勇敢さにも触れ「それは戦士にように戦ってくれたモロニーの功績でもある。彼は絶対的な最善を尽くした」とたたえていた。