人気女子キックボクサーでREBELS-BLACK46キロ級王者のぱんちゃん璃奈(りな=26)がメインイベンターとしての自覚を示した。

8日、東京・後楽園ホールで開かれるREBELS67大会で、元ミネルヴァ・ピン級王者のMARI(25)と47キロ契約3分3回延長1回BLACKルール(ヒジなし)で対戦。7日には都内で前日計量に臨み、リミットの47キロでパス。MARIは46・55キロでクリアした。

ぱんちゃんは、デビューから1年半で8連勝をマークして8月に初のベルトも奪取。今回はノンタイトル戦ながらも王者として真価が問われる初戦が自身初の単独メインとなった。ぱんちゃんは「REBELS67回目にして女子が初メイン。他選手からしたら、まだ早いと言われると思いますが、期待に応えたいと思います。KOを求められますが、まだ至っていないので。ダウンを取りたいと思います。良いのが当たればダウンを取れる力はあります」と意気込みを示した。

一方、対戦するMARIは「ぱんちゃん選手は無敗で王者になっている。無敗の王者と試合ができるのはありがたいです。私が初黒星をつけます」と堂々と宣言。すると、ぱんちゃんは「黒星はつけさせない。私が勝ちます」と切り返し、静かな闘志を燃やした。