初参戦となる人気YouTuberの格闘家シバター(35)が「魔裟斗2世」と激闘を繰り広げた。

非公開となっていたXが試合直前に明かされ、魔裟斗に認められた天才としてK-1で活躍した元Krush65キロ級王者HIROYA(28)とリングで対峙(たいじ)。オープンフィンガーグローブを装着し、キックボクシング+総合の変則ルール3分2回で対戦した。

キックルールの1回にはバックハンドブローも披露し、連打でダウンを奪うと、2回には腕ひしぎ逆十字固めも仕掛けた。打撃戦ではHIROYAのハイキック、左フック、右フックを浴びてコーナーに追い込まれるシーンもあったが、2回を戦い抜いた。1度は引き分けとアナウンスされたが、その後、腕ひしぎ逆十字固めでHIROYAがタップしていたと認められ、シバターの勝ちとなった。

19歳で格闘技を始め、16年かけて夢の年末の格闘技祭典のリングに立ったシバターは「おいおいおい、はじめまして。YouTuberのシバターです。HIROYAくん、決着つけたいね。2戦目はパチンコでどうだ。格闘技で世界一になるよりも、YouTubeで世界一になる方が難しいんだ!。まだまだ試合するぞ」と宣言。最後に「次はメイウェザーだ!」

とぶち上げ、来年2月28日、東京ドームでエキシビション戦(対戦相手未定)を控える50戦無敗の元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーに宣戦布告していた。

入場時には同じ人気YouTuberのヒカルやてんちむを引き連れて花道を歩いた。慣れない舞台にボディーチェックを受けずにリングインしたため、1度降りるハプニングもあった。