ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー参戦が話題の格闘技イベント「MEGA2021」(28日、東京ドーム)の延期が5日、発表された。MEGA2021製作委員会が発表したもので、新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言の延長で、メイウェザーが来日することが不可能になったことを延期の理由に挙げた。同製作委員会を通じ、メイウェザーは「日本では今、コロナの感染者が増大して、外国人の入国を禁止していると聞いた。そのため、本当に残念だが、2月28日に私はどうやっても日本で試合をすることができない。日本に入国できるようになり、MEGAが新たな日程と会場、対戦相手を決めてくれれば、いつでも闘う準備はできている。年内に必ず日本で闘いたい。コロナに打ち勝ち、スポーツで熱狂できる世界が、再び戻ることを心より願う!」とコメントした。

入場者数の制限もダメージになることを延期理由に挙げた同製作委員会は「楽しみにされていた方々には大変申し訳ございません。MEGA製作委員会としましては緊急事態宣言の解除および、外国人の入国制限が緩和され、メイウェザーが日本で試合できるタイミングをよく見極めて、改めて日時、会場、対戦相手等の詳細を発表したいと考えております」などと説明。年内にはメイウェザーの試合を実現する方針も示していた。