3月21日、愛知・日本ガイシホールで開催されるRIZIN27大会の主要カードが12日、発表された。RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチが組まれ、王者浜崎朱加(38)は挑戦者浅倉カンナ(23)との初防衛戦に臨むことが決まった。18年大みそか以来の再戦で、初対決は浜崎が勝利した。同日に都内で調印式が開かれ、両者がサインを完了。同興行のメインイベントとなる。

昨年大みそかのRIZIN26大会で山本美憂との同王座決定戦を制して王座に返り咲いた浜崎は「また名古屋で試合できることをうれしく思う。メインらしい試合したい。スーパーアトム級世界一は私であるところを証明したい」と言えば、リベンジを狙う浅倉も「浜崎さんが持っているベルトに挑戦できてうれしく思います。みなさんがどう思っているかは分かりませんが、自分だけは絶対に勝てる思っている。ベルトを巻いて女子格闘技を引っ張っていきたい」と気合を入れていた。

また昨年9月に格闘技デビューを果たした大相撲元貴ノ富士となるスダリオ剛(23)は3戦目で、プロレスラー宮本和志(41)と120キロ級で激突する。

他カードでは、ホベルト・サトシ・ソウザ(31=ブラジル)が、RIZINデュー戦となる徳留一樹(33)と対戦。DEEPライト級王者武田光司(25)-パンクラス同級王者久米鷹介(35)との王者対決、クレベル・コイケ(31=ブラジル)-摩嶋一整(29)、関鉄矢(26)-堀江圭功(25)、渡辺修斗(31)-田丸匠(24)、祖根寿麻(33)-獅庵(33)、村元祐太郎(26)-山本聖悟(25)、杉山広平(25)-伊藤裕樹(23)が発表された。