キックボクシング興行「REBELS~THE FINAL~」(28日、東京・後楽園ホール)に、RIZINを主戦場とする皇治(31)がエキシビション戦に出場することが24日、発表された。同興行をラストに封印となる同ブランドを運営してきた元MA日本2階級制覇王者山口元気代表(50)との「スペシャルエキシビションマッチ」に臨むことが決定。13年にREBELS60キロ級王座決定トーナメントにも出場しており、ラスト興行来場が予告されていた。

同日、都内で会見した皇治は「REBELSには思い入れがある。REBELSがなかったら今の自分はない。古巣というかお世話になった。できる限り大会を盛り上げたいと思う」と意欲満々。“引退試合”として臨む山口代表は全面協力してくれたRIZINに感謝の気持ちを伝えた上で「(皇治の)おとこ気をありがたく感じました」と口にした。

また、皇治は3月28日に東京・世田谷区内で主宰ジムをオープンすることを明かした。さらに5月には大阪で予定されているRIZIN大会に出場する意向も示し「RIZINで結果出せていなくてファンを悲しませている。同じ階級ならば負けない。シバターのおっさんともいずれやらんと。今年はやります」と気合十分。最後は自伝本「凡人の勝算」(2月26日発売)も告知するなど、REBELSの会見は「皇治ワールド」に包まれていた。