新日本プロレスは22日、名古屋国際会議場で、4日福岡大会以来となる興行を開催した。先月からの緊急事態宣言により、8、10、11日の後楽園大会を中止。さらに同宣言延長により、15日横浜スタジアム大会、29日東京ドーム大会が延期となっていた。

新日本では、今月3日の福岡大会後、数人の選手に発熱症状が見られた。翌4日の大会はカードを変更して行ったが、その後の検査により、9人の新型コロナウイルス陽性が判明。全選手が無症状ではあったが、新日本はサイト内で「陽性者は隔離措置の上、治療に専念し、濃厚接触者やその疑いがある選手についても、自主的な隔離措置を講じた」とアナウンスした。隔離期間が終了した選手は、練習を再開しており、感染対策を行いながら再開に至った。この日は棚橋、田口組-BUSHI、鷹木組など5試合18選手が出場。今後は24、25、26日に後楽園大会が行われる。