ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(20=日体大)が日本女子初の金メダルを獲得した。

決勝で19年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(フィリピン)に5-0で判定勝ちし、日本勢では64年東京の桜井孝雄、12年ロンドンの村田諒太に続く史上3人目の金メダリストになった。ロンドンから採用された女子で日本から初出場し、目標を達成。プロボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が所属ジムを通じ、入江の金メダルを祝福コメントを出した。

井上は「入江聖奈選手、金メダル獲得おめでとうございます! 僕もロンドン五輪を目指していた身として、アマチュアボクシングのレベルの高さと厳しさを肌で感じました。夢舞台での金メダル、日本女子選手初の快挙に心からお祝い申し上げます」と金メダル獲得を祝福していた。