今成正和(45=今成柔術)が完勝し、春日井“寒天”たけし(33=志村道場)を引退に追い込んだ。

今成は武器とする足関節を警戒されたが、相手の右腕を取って十字固めにきめ、タップを奪った。1回一本勝ちとした。

約5年ぶりの勝利に「しばらく勝ってなかったので良かった。腕関節技も足と同じくらいできると思う。今回の結果にかかわらず、自分はまだまだいけると思っている。とりあえず、65歳くらいまで。あと20年くらいいけると思っている」と強気にコメントした。

一方の春日井は、右腕を危険な方向にねじ曲げられ、痛めた様子。「現役を引退します。悔いはないです。腕が壊れてしまい、骨折か脱臼していると思うのでここで引退しようかと。体もボロボロ。首も悪いので。(志村道場の)館長がいなかったら、ここまで格闘技続けてこられなかったと思う」と潔く宣言した。