15年、16年とリーグ2連覇を果たしたG・B・Hタッグが苦しんでいる。真壁刀義(49)、本間朋晃(45)組がYOSHI-HASHI、後藤のCHAOS組に敗れ、泥沼の開幕6連敗。リーグ戦の負け越しが決まった。

あと少しのところまで追い詰めた。腰を痛めている真壁をサポートすべく、本間が孤軍奮闘。終盤、こけしロケット2連発や、セカンドロープからのこけしロケットをさく裂させるなど、大いに会場を盛り上げた。だが、10分41秒、YOSHI-HASHIのダブルニーから、後藤の消灯を受けて撃沈。試合後、リング上に倒れこんでいるところを、相手組から挑発される屈辱を受けた。

19日の長野大会では、前IWGPタッグ王者の内藤、SANADA組と対戦するも、手も足も出ず。必殺技「デスティーノ」を温存して勝利した内藤には、「出すまでもなかった」と涼しい顔で言い渡された。

このまま、好き放題言わせているわけにはいかない。「こんなとこで寝てる場合じゃない。俺はまだ眠たくねえし、寝る気もねえ!」。次戦は同じく開幕6連敗と苦しむ鈴木みのる、TAKAみちのく組と対戦する。こけしは覚醒するのか。