立大4年の女子大生ボクサーとなる日本女子ミニマム級2位鈴木なな子(22=三迫)が同王座を獲得した。

同級1位瀬川紗代(24=ワタナベ)に2-1の判定勝ちを収め、ホワイトの日本王座奪取に成功。一進一退の攻防ながらも手数を増やしてワンツー連打を成功させるなど、競り合いを制した。昨年から右目網膜裂孔(れっこう)や左拳手術など負傷の連続を乗り越え、第5代王者となった鈴木の主な一問一答は次の通り。

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-ベルトと手にした感想

「素直にうれしかったです。(大学在学中のタイトル獲得という)目標を達成できた瞬間だったので。ただ2-1(の判定勝ち)が悔しくて心残りです。もっと強くならないと」

-自己採点は

「70点ぐらい、いや、60点です。緊張しておなかが痛かった。今日の動きではあれだったので、もう少し経験を積みたい」

-課題は

「もう少しスピードをつけたいです」

-大学卒業後は

「就職はせずにボクシングをします。卒業もレポートだけなので。大丈夫だと思います」

-世界はいつぐらいに狙う

「どうですかね、分からないです。今、22歳なので、30歳までにはなりたい。30歳には引退したいです」