昨年9月にRIZINに参戦した人気キックボクサーのぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)がKNOCK OUTでの2階級制覇に向けて計量クリアした。

12日、東京・後楽園ホールで開催されるKNOCK OUT2022 Vol2大会で喜多村美紀(35=テツジム)と初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦と対戦。11日には都内の前日計量に臨み、ぱんちゃんは47・5キロ、喜多村は47・05キロでクリアした。

大会メインイベントとして組まれたタイトル戦となる。当初は1月のVol1大会で組まれていたカードだったが、ぱんちゃんのコロナウイルス検査陽性判定で延期されていた。昨年9月のRIZIN以来となる試合となるぱんちゃんは「2カ月間、お待たせしました。明日は私が勝つ日、私だけが輝く日にします」と力強く宣言した。

この6カ月間で磨いてきた“秘策”があるという。「明日は良いパフォーマンスがみせられると思う。今まで出したことのない技があり、相手も対策できないと思うので、その技を試してきちんと当てたいなと思います」と気合十分。KNOCK OUT-BLACK女子アトム級に続く、2階級制覇に向け「ベルトが喜多村選手の手に渡ることはない。私が倒せるかどうか。楽しみにしてください」と強気の姿勢を貫いた。

一方の喜多村は「明日はチャンピオンになる夢がかなう日になる。やってきたことを全部出し切って勝ちたいと思います。家にベルトを飾る場所もつくってきました」と自信に満ちあふれていた。