元WWEヘビー級王者ドリュー・マッキンタイアがサミ・ゼインに逃走を許した。

ランバージャック形式シングル戦を控え、2試合連続でゼインの逃走を許しているマッキンタイアは試合前、バックステージでロウ・タッグ王者ランディ・オートン、リドル組に同形式での協力を要請。「ブラッドライン(ローマン・レインズ一派)と抗争しているから仲良くするよ」と場外戦でのバックアックを約束された。

その行動を目撃したゼインもWWEヘビー、ユニバーサル統一王者レインズの控室に出向き、その様子を告げ口して同盟関係を提案。レインズ一派のスマックダウン・タッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)も同形式で場外に待機した。

試合に突入するとマッキンタイアはチョップやネックブリーカーで攻め込み、必殺のクレイモアを狙ったところで、場外に逃走されてしまった。すかさずオートン、リドル組によってゼインがリングに戻されようとすると、オートンがウーソズのダブルスーパーキック、リドルもポストにたたききつけられて妨害。乱闘によって場外が入り乱れると、マッキンタイアがトペ・コンヒーロで一掃したが、その隙にゼインの逃走を許した。

この事態を受け、WWEオフィシャルのアダム・ピアースは次週、マッキンタイア-ゼインのスチールケージ形式シングル戦を決めた。すると今度はマッキンタイアがジンダー・マハルとシャンキーに襲われたものの、グラスゴー・キスからクレイモアをマハルにたたき込んで蹴散らしていた。元王者マッキンタイアはちょうどいい標的になっているようだ。