肩負傷などをで9カ月ぶりに復帰したアスカが、前ロウ女子王者ベッキー・リンチに「女帝」らしく忠告した。

昨年7月のPPVマネー・イン・ザ・バンク大会以来のリング復帰を果たすと、リンチと対峙(たいじ)。バックステージで「帰ってきたぞ~! これで暴れまくったるからな」と自身の復帰に意気込むと「ベッキーしゃべり過ぎ。私がレスリングというものを教えて差し上げるわ」と堂々と言い切った。

リング上では、ロウ女子王座から陥落したリンチが「タイトル無しで登場したくなかったが、ドン底ならはい上がるだけだ。(同王者)ビアンカ・ブレアを倒してロウ女子王座を取り戻す。再び王者になったら、誰も私を止めることはできない」と主張しているところで、アスカが登場。「おーしゃ!帰ってきたぞ!ワシがアスカじゃ~」と第一声をあげて復帰を宣言した。

会場からの「大アスカコール」を浴びながら「ワシがお前を止めてやるぞ! 誰も私にはかなわないからな」と鼻ピンで挑発。リンチのナックルパートに対し、裏拳でけん制するなど、ピリピリムードを漂わせた。花道へ立ち去るリンチを見下ろしながら、余裕のダンスを披露するなど堂々たるカムバックとなった。