総合格闘技RIZINの榊原信行CEO(58)は19日、一部週刊誌の報道について「本当に残念。揚げ足取りは個人のSNSに任せればいい」と批判した。

都内で、自身がイベントの製作委員を務める、那須川天心(23)-武尊(30)戦をメインに組んだ「THE MATCH2022」(6月19日、東京ドーム)の記者会見に出席。冒頭のあいさつで、RIZIN関係者と暴力団関係者との交際を認める音声データが流出したなどとする週刊誌の報道について言及した。

「個人的な事で大会に水を差す形になってしまって本当に残念。こういう形で便乗されることが本当に残念に思います」と切り出し「戦争がありコロナがあり、暗いニュースが多い中で、日本の格闘技界が1つになって人生懸ける男たちが戦う姿、格闘技にしか届けられないものがある。みんなに勇気や元気を届けようとしているイベント。ぜひ、前向きに関わってください」と呼びかけた。

さらに「人の足を引っ張るとか、揚げ足を取って自分たちのメディアの話題を取るとかやめましょうよ」と訴え、「そんなのSNSの個人に任せればいい」と主張した。