“超新星”が念願のグランプリで、RIZIN女王の実力を世界に証明する。

RIZIN女子スーパーアトム級、DEEP・JEWELSストロー級2冠王者の伊沢星花(24=フリー)が7日、都内で行われた37大会(31日開催、さいたまスーパーアリーナ)で開幕する「女子スーパーアトム級ワールドGP」のカード発表会見に出席。ブラジルのラーラ・フォントーラ(21)との対戦を発表し、「女子格闘技をもっともっと盛り上げていけるように絶対私が優勝します」と意気込みを語った。

今年4月の東京大会で、浜崎朱加(あやか、40=AACC)を判定3-0で破り、総合無敗の6連勝で栄冠を手にした。だが試合後は、その内容のふがいなさから「まだまだ甘いところばかり」と涙を流して悔しがり、「RIZINで一番強いことを証明したい」と、榊原信行CEOにワールドトーナメントの開催を直訴していた。

現在まで7戦無敗の強豪が相手。ベルトを保持しての参戦となるが「しっかり対策を練って、腕十字が得意な選手ですが、逆に十字を取れるように頑張りたいと思います」と、返り討ちを誓った。

公私ともに充実感をみなぎらせる。先月30日には、DEEPバンタム級暫定王者でRIZINにも参戦経験のあるCORO(34=K-Clann)との婚約を発表した。記者の問いかけに笑顔を浮かべ「去年からお付き合いさせていただいているんですけど、同じ目標があると頑張れる」と話した。

勝ち上がれば、9月末の大会で準決勝を行い、大みそかに決勝を行う予定だ。