格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第5回大会は、17日に都内で開催される。

スペシャルアドバイザーはRIZINを主戦場にする人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が務め、1分1回で最強を決める大会。昨年7月に旗揚げされ、回を追うごとに規模は拡大している。試合数は前回12から大幅アップの21で、計42人が出場。朝倉未のユーチューブチャンネルで公開されている大会オーディションの動画は、計1860万回再生を超えた。

出場選手は、いつにも増して異彩を放つメンバーがそろった。男子は、元「迷惑系ユーチューバー」のへずまりゅうや総合格闘技DEEPに出場中の西谷大成など。今回は、初の女子マッチが組まれ、セクシー女優の白花こうやラウンドガールの青山あいりらが参戦する。

メインに組まれたのはモハン・ドラゴン-啓之輔戦。ドラゴンは、K-1参戦経験があるキックボクサーで、昨年11月のABEMA企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」に出場したことで知られる(37秒でKO負け)。前回大会では判定勝利を収めた。「ミスターブレイキングダウンのモハンです。相手がいないからK-1やめました」と豪語。“ミスターアウトサイダー”の異名を取る啓之輔との「ミスター対決」をKOで決める意気込みだ。

前回大会で観客を魅了した“アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(じゅんし)は、第18試合で平石光一と対戦。前日会見では対戦相手に向かってマイクを投げつけるなど、早くも戦闘態勢に入っていた。

歌舞伎町ホストクラブ「TOP DANDY」で人気ナンバーワンを誇る咲人は、第15試合で山川そうきと、お互いの頭髪をかけて対戦する。「会津伝説のけんか屋」の異名を取るユーチューバーの久保田覚も、引き続き参戦。第12試合で対戦する松葉大輝に「殺したくてしょうがない」と、やる気十分だ。

バラエティーに富んだブレイキングダウン5は、午後2時試合開始。大会の様子は、ABEMAとBreaking Down LIVEにてPPV(ペイ・パー・ビュー)でライブ配信される。