人気漫画「あしたのジョー」のヒロイン・白木葉子にちなんだリングネームの白木ようこ(36=一力)がプロデビュー戦で黒星を喫した。

同じくプロデビューとなった赤木理沙(23=DANGAN越谷)との女子アトム級4回戦で拳を交え、3回1分42秒、レフェリーストップによるTKO負け。ゴングと同時に接近戦での打ち合いを繰り広げたが、3回にワンツーを浴びてダウンを喫した。再開後も攻められ、右拳で追撃されたところでレフェリーに試合を止められた。

所属ジムの小林一会長が「あしたのジョーの原作者」となる高森朝雄(梶原一騎)氏の長男・誠氏と交流があった縁で、同興行は「あしたのジョーメモリアル2022」として開催された。白木も本名は蟹江蓉子ながら「本家」公認としてヒロイン名をリングネームにプロデビューのリングに臨んでいた。