“リトルキング”が、いよいよプロ2戦目に挑む。元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)は、25日開催の総合格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)で、ブンチュアイ・ポーンスーンヌーン(22=タイ)と対戦。契約体重66キロの特別ルール(3分3回)となる。

 

◆生い立ち 2002年(平14)5月28日、兵庫県神戸市生まれ。3歳の時に東京へ移住。本人は東京育ちと話す。

◆家族 父はサッカー元日本代表FWのカズ(三浦知良)で、母はタレント三浦りさ子。兄は俳優の三浦〓(狩の守が僚のツクリ)太。大伯父はセレクトショップビームスの代表取締役社長・設楽洋氏。

◆格闘技 幼少期から高校時までサッカーに打ち込むも、17歳の時にケガをしたこときっかけに本格的に総合格闘技を始める。高校卒業後は進学せず、シドニー五輪レスリングフリースタイル日本代表で元総合格闘家の宮田和幸氏が主宰するBRAVEジムで練習に励む。

◆目標 那須川天心。次世代のスターを目指す。また、金太郎のファイトスタイルに憧れを持つ。

◆明星学園高 原点と話す。担任の先生や同級生から刺激を受け、格闘家を目指すきっかけになった。

◆好きなもの テレビドラマ・映画シリーズ「男はつらいよ」。東京・葛飾区の柴又帝釈天に度々訪れており、主人公の寅さんと同じお守りを購入。入場曲も主題歌のラップバージョンを使用している。

◆モットー 「今を大切に生きる」。21年1月に祖父が死去したのをきっかけに考えるようになった。映画「オール・マイ・ライフ」にも影響を受けた。「先のことは1つも考えていない。目の前の相手を全力で倒したい」と誓う。

◆マイブーム 今年の春からサウナに夢中。多い時は週5回入浴するといい、「気持ちよさは半端じゃない」。