元RIZINスーパーアトム級王者浜崎朱加(40=AACC)が、「RIZIN WORLD GP2022女子スーパーアトム級(49キロ契約体重)トーナメント」2回戦で、韓国のパク・シウ(31=KRAZY BEE)に3-0の判定で敗れた。

1回こそやや優勢だったが、強打を武器に打撃戦に固執して戦うパクを捕まえ切れず、2回に強烈な右ストレートを浴びてダウン。その後も右ストレートと右ミドルキックを浴び続けて、最後まで自分の戦いができなかった。

雪辱を果たすために何としても勝たなければいけない一戦だった。昨年の大みそかのノンタイトル戦、今年4月の選手権試合で「超新星」の異名を取る伊沢星花に苦杯をなめた。同GPを伊沢も勝ち上がっており、3度目の戦いを決勝で実現させる決意だった。

7月の1回戦ではメキシコのジェシカ・アギラーと対戦しフルラウンドの末、判定3-0で勝利を収めていた。パク戦を前に「単純にワクワクしていますし楽しみ。しっかり攻め続けたい」と、王者返り咲きの弾み台にするつもりだったが、足をすくわれた。