新日本とプロレスリング・ノアの対抗戦で、両団体に参戦経験のあるジェイ・ブリスコさん(本名ジャミン・ピュー)の追悼セレモニーが開催された。ブリスコさんは17日(日本時間18日)、交通事故により38歳で死去していた。

この日の第1試合開始前に、新日本の棚橋弘至、ノアの丸藤正道がそれぞれに遺影を携えてリングイン。両団体の出場選手がリングを取り囲むように並び、10カウントゴングと黙とうをささげた。その後、リングアナウンサーによる選手コールが行われ、入場曲が場内に流れた。

ブリスコさんは、弟マークとともにブリスコ兄弟として活動。ROHには旗揚げから出場し続け、07年にはノアに参戦。GHCジュニアタッグ王座を獲得した。16年1月の新日本東京ドーム大会では矢野通のパートナーとしてマークとともに参戦。バレットクラブのバッドラック・ファレ、タマ・トンガ、高橋裕二郎組を下し、NEVER無差別級6人タッグ王座の初代王者にも輝いていた。

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